『組織開発』
耳慣れない言葉かもしれません。一言でいえば、『チームづくり』です。
『チームづくり』の必要性と重要性は、容易にご理解頂けると思います。
プロスポーツの例を見るまでもなく、能力やスキルに秀でた優秀な個人の集まりが、必ずし良い成果や業績をあげるチームになれるわけではありません。
個々人の能力やスキルが相対的に劣っていても、チーム力によって、優秀な個人の集まりよりも、良い成果や業績をあげることは、よくあることです。
中小企業が組織開発に取り組むメリット
この組織開発(チームづくり)は、人の集まりをチームへと変え、成果をあげる取り組みです。
人が集まるところでは、どこでも必要なものであり、その必要性は、企業規模の大小を問いません。
大企業や中堅企業にとっても必要なものですが、相対的に人の少ない中小企業の方が組織開発の成果がでやすい傾向にあります。
この点でも、中小企業経営者が組織開発に取り組むことにはメリットがあります。
中小企業経営者にとっての組織開発のメリット
組織開発(チームづくり)を行うことによる経営者にとってのメリットとして、具体的には、以下のようなものがあげられます。
① コミュニケーションの活性化と情報共有の促進
② 社員のモチベーションUPによる主体性の発揮
③ 成長意欲の促進による人材育成効果の向上
④ 社員の意識改革(「他責」から「自責」への転換)
⑤ 従業員満足度向上による離職防止と新規採用率の向上
⑥ チーム力強化による生産性の向上
⑦ 自律型組織の実現による経営革新とイノベーションの促進
⑧ 経営者自らのリーダーシップとマネジメント力の向上
一言でいえば、「経営が楽になる」ということです。
実は、組織開発を行うことのメリットをもっとも享受できるのは、経営者自身なのです。
中小企業の管理職やリーダー等にとっての組織開発のメリット
組織開発(チームづくり)を行うことによる管理職やリーダー等にとってのメリットとしては、以下のようなものがあげられます。
① コミュニケーションの活性化と情報共有の促進
② 社員のモチベーションUPによる主体性の発揮
③ 成長意欲の促進による人材育成効果の向上
④ 社員の意識改革(「他責」から「自責」への転換)
⑤ チーム力強化による生産性の向上
⑥ 自律型組織の実現によるマネジメント負荷の低減
⑧ 管理職やリーダー等自らのリーダーシップとマネジメント力の向上
一言でいえば、「マネジメント業務が楽になる」ということです。
経営者に次いで組織開発のメリットを享受できる立場にあると言えます。