2025年6月28日(土)の13時(開場12時30分)から、『AI時代の人間力向上ワークショップ』シリーズの第2回を弊社セミナールーム(大阪市中央区内平野町1-3-1)で行います。
人間力向上と聞くと、自己啓発系?と、ちょっと腰が引けてしまうかも知れませんが、昨今のAIの進化・深化を考えると、私たちは、本気で人間力の向上に取り組む必要があると思います。
何故?人間力の向上なのか?
このところの生成AIの進化・深化のスピードは速く、ビジネスユースに耐えうる生成AIがいくつも誕生しています*1。
ビジネスにおいて、パソコンが、インターネットが使えるのが普通になったように、生成AI等の各種AIが使えるのが普通の世の中は、もうすぐそこまで来ています。
当面、スキルとして、生成AI等のAIを利活用できるようになる必要がありますが、5年後や10年後を考えた場合、プロンプトの作成や問いかけ方法も、AIが行う時代がくることでしょう。
そのような世界が到来したとき、AIでは実現できないこと、AIが苦手とすること、つまり、人にこそ本来備わっている力である人間力の高さが必要になることが容易に想像できます。
慶應義塾大学理工学部のAI研究者である栗原聡教授も、『現在のAIが未だ未だ苦手としていると明らかに言えるのが「人間力」である』と言っています。
つまり、5年後や10年後を見据えたとき、巡り巡って、私たちに本当に必要となる能力は、人間力なのです。
AI時代に必要となる『人間力』とは何か?
それでは、AIが明らかに苦手と言える人間力とはなんでしょうか?
それは、人本来の能力である
「感性」
「共感力」
「状況認識能力」
「創造力」
「人とのコミュニケーション力」
「構想力」
の6つ。
この6つの能力を向上させることが、AI時代に必要な人としての能力開発です。
ワークショップ概要
【具体的内容】
当面、AIでは、実現できない(と言われている)人間力を高めるプログラムです。
今回は、特に「共感的理解力」「状況把握力」等の対人関係能力を高め、自己理解と他者理解を含む『人間理解』に関する理論的な解説と実践的なワークを中心に行います。
単なる自己啓発系のワークショップではありません。
以下のような学術的な根拠に基づいています。
【学術研究等のエビデンス】
1)18世紀の哲学者・心理学者テーテンスの「知情意」理論
2)20世紀の心理学者ロジャーズの人間性心理学
3)ロジャーズに師事したローゼンバーグ博士のNVC(Nonviolent Communication)
4)最新の脳科学
ワークショップの詳細
ワークショップの詳細は以下のとおりです。
申込方法
申込は、以下のメールアドレス宛に、「2025年6月28日ワークショップ参加希望」のタイトルでご連絡ください。
info@sora-mon.com
申し込みの締め切りは、2025年6月22日(日)中又は定員に達するまでとなっています。
*1:生成AIが作成したものを、最終的に人が確認をしたり、カスタマイズする必要はありますが、初稿やたたき台というレベルでは、十分なレベルです