理論と実践

知の創造と智慧の実践プロセス

強みの再発見

昨年の4月から数えて、3度目の緊急事態宣言が発令されています。

新型コロナウイルス感染症の拡大により、様々な環境の変化に遭遇し、この危機を乗り越えつつある経営者の方々の中に、自社の強みを再発見した方という方がいらっしゃます。

どんな強みを発見したのでしょうか?

 

その方は、一緒に働いている社員のみんなが、自社の最も貴重な経営資源であり、自社の強みであると再認識できたそうです。

この企業は、コロナ禍のなか、昨年度は、過去最高の売上と利益をあげました。

今期も滑り出しも上々です。

一緒に働いている社員のみんなこそが、自社の強みだと再認識できた結果、今後の進むべき方向性について決断することができ、また、新事業領域への進出の決意が固まりました。

 

このお話を聞いたとき、本当に素晴らしいことだと思いました。

困難な状況下において、自社の強みを再認識することができ、今後の方向性が決まる。

悪い状況の中にあっても、「チャンス」を探し、「チャンス」を見つけだす人こそが、 運を掴み取っていく。

この1年、優秀な経営者の方々の行動から多くを学びました。

 

実は、今回は、さらに大きな学びがありました。

今回、この話を一緒に聞いていた元経営者の方が、「このような困難な状況において、一緒に働いている社員のみんなが、自社の最も貴重な経営資源であり、自社の強みであると再認識できた経営者自身である。あなた自身が、一緒に働いてる仲間とともに、この会社の本当に強みである。」と言っていたことです。

経営経験豊富な元経営者の方に見えている世界は、私たちに見えている世界とは違います。仮に、同じであったとしても、それを言語化して伝える能力の差は、厳然としていることに気づきました。