理論と実践

SORA-MON

読書会について

4月から読書会を開催することになりました。

参加者は、経営者の方と現在は経営の第一線からは退いていますが、経営経験の豊富な元経営者の方です。

1回目の課題図書は、人新世の「資本論」でした。

 

人新世の「資本論」 (集英社新書)

人新世の「資本論」 (集英社新書)

  • 作者:斎藤幸平
  • 発売日: 2020/10/16
  • メディア: Kindle版
 

今日は、読書会をどのように運営するかがテーマなので、詳しい書評は、また別の機会にしますが、とても良い本だと思います。何よりも、著者の斎藤幸平さん*1は、現在34歳。マルクスの資本論を読み込み、さらに書籍化されていないマルクスの数々の草稿や手記、メモも読み込み、本書を執筆しています。

マクロな視点でここまでの未来を構想できる日本人がいることに驚きました。

閑話休題。

 

 

読書会のコンセプト

読書会のコンセプトは、やはり、『理論と実践』です。

楽しかった、また参加したいと思って頂くことは、とても重要ですが、私たちが経営者の方向けに読書会を行う以上、それだけで終わってしまっては申し訳がありません。

経営者の方に貴重な時間を使って頂く以上、知識や理論を学べる場を提供すること、その場の参加者が相互に学びを深められることはもちろんのこととして、読書により得た知識や理論を実践に繋げられることが重要だと考えています。

以下、現時点で考えている実践を踏まえた具体的な読書会の運営ルールです。

読書会の運営

【概要】

  • 開催頻度:月1回(原則毎月第2土曜日)
  • 開催時間:2時間*2
  • 課題図書:持ち回りで選定
【開催日当日のタイムスケジュール(5人の場合)】
  1. 近況報告(3分以内/1人)<15分>
  2. 感想報告とコメント(感想報告3分以内・コメント1分以内/1人)<35分>
    【休憩5~10分】
  3. フリートーク(疑問点の解消)<30分>
  4. 気づきと学びの発表(3分以内/1人)<15分>
  5. 次回書籍の選定<10分>

良い読書会にするために

良い読書会にするための基本的なルールは以下のとおりです。

  1. 参加者全員がリスペクトをもって対等に発言する。
  2. 発言者の意見や考えをそのまま受け取る。
  3. 発言者の感情をそのまま理解する。
  4. 発言者へのリスペクトをもって思ったこと、感じたことを伝える。
  5. 2時間の読書会を通じて、自分の考えや意見とそれに基づく行動を進化させる。

実践に繋げる工夫

まずは、実践に繋げるという意識を持って、本を読んで頂くことが重要だと思っています。

その上で、読書会を通じて得た学びをどのように実践に移すか、記録を残すことです。

記録を残す方法は様々ありますが、当面、Scrapboxを利用することを考えています。

次回の課題図書

次回の課題図書は、「超」入門 失敗の本質です。

「超」入門 失敗の本質

「超」入門 失敗の本質

  • 作者:鈴木 博毅
  • 発売日: 2012/09/14
  • メディア: Kindle版
 

*1:日本の哲学者、経済思想史研究者。大阪市立大学大学院経済学研究科・経済学部准教授。博士(哲学)。専門は、経済思想、社会思想。専攻はヘーゲル哲学、ドイツ観念論、マルクス主義哲学、マルクス経済学。

*2:当初、1回1時間から1時間半と考えていましたが、やはり、2時間は必要ですね。