理論と実践

SORA-MON

企業事例研究Case3 ホープインターナショナルワークス株式会社

【経営理念】

洋服は人を笑顔にする力がある。

【会社概要】

創業/2010年(平成22年)
業種/アパレル商社、OEM・ODM生産管理、リデザイン&Cafeの店舗運営
資本金/2,000万円
従業員数/87名(正社員41名 アルバイト45名)
本社所在地/大阪府大阪市
代表取締役社長/高村三礼(初代)
URL/http://hope-inter.co.jp/

 

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経営理念

洋服は人を笑顔にする力がある。

ミッション

アパレル企画を成功へと導くこと。あなたとともに、世界中をHappyに。

ビジョン

IDEA×PLANNING×PRODUCE
売れる服づくりを、私たちと一緒に。
大阪堀江から、価値あるアパレルOEMを。

 

経営戦略/事業戦略

1. 差別化高付加価値の経営戦略

同社は、OEMというビジネスモデルの中で、特色を持つために技術力の強化に力を入れ、最新のミシンや縫製マシンを購入し、成長を続けてきます。しかしながら、薄利多売の世界で、中小企業が収益性の高い事業を行うことは難しいです。

収益性を高めるため、直販店を持ったり、ファクトリーブランドを作ったりすることは分かり易い方法ですが、それをするとOEM事業のクライアントと競合してしまいます。

そこで、高村社長が思いついたのは、古着をストーリーのある『世界に一つの服』にする、デザインから手掛ける新しい仕立て直し事業でした。

OEM事業で培ってきた高いデザイン性と縫製技術で新市場を開拓する「新市場開拓戦略」を採用しています。

2. 高い参入障壁を活用した事業戦略

デザインから手掛ける新しい仕立て直しというビジネスモデルは、デザインと縫製技術に関する職人の高いスキルが必要なため、参入障壁が高いです。

資本力のある会社が資本を投下しても、人の教育に時間がかかること、顧客が高級服を買うような消費者層であって、物を大事にする人に限られ、市場規模の拡大も限界があることから、大企業との競争が起こりにくい市場を選択しています。

高村三礼社長のことば

 「直接、消費者の方から『ありがとう』という声をいただける。お礼の手紙をくださったり、差し入れをくださる方も。なんていい仕事なのか、と思っています。」

「リデザインですから、お値段は少々張ります。 時には新品が買えるほどの額になる。でも、安いよとよく言われます。ストーリーのある”世界に一つの服”だから。プライスレスな価値があるんです。」

「求めていたサービスが日本になかったことです。服を直したくても満足のいくデザインや価格でお願いできるところがなかった。」

「日本人が引き継いできたものづくりの文化を、きちんと継承していかないといけないんです。若い職人をどう育てていくか。いろんな構想をもっています。」