【経営理念】
価値ある経営
お客様への約束
より良い料理とおもてなしで
お客様に愛され必要とされる
価値あるワンダイニングであり続けます。
従業員への約束
自己を高め成果を発揮できる場にし、
ともに働く人々に必要とされる
価値あるワンダイニングであり続けます。
社会への約束
時代の新たな変化に対応し、
いつも社会から必要とされる
価値あるワンダイニングであり続けます。
【会社概要】
創業/1965年(昭和40年)
業種/飲食業
資本金/10,000万円
従業員数/488名(アルバイト 7425名)(2020年5月1日)
本社所在地/大阪市西区
代表取締役社長/高橋淳(2代目)
URL/http://www.1dining.co.jp/
経営理念
価値ある経営
お客様への約束
より良い料理とおもてなしで
お客様に愛され必要とされる
価値あるワンダイニングであり続けます。
従業員への約束
自己を高め成果を発揮できる場にし、
ともに働く人々に必要とされる
価値あるワンダイニングであり続けます。
社会への約束
時代の新たな変化に対応し、
いつも社会から必要とされる
価値あるワンダイニングであり続けます。
コンセプト
「幸せの団らんを、社会に」
分析
1. どのように社会に貢献するか明確であること
「より良い料理とおもてなし」と「自己を高め成果を発揮できる職場」によって、価値あるワンダイニングであり続け、社会に貢献することが読み取れます。
2. 未来のあるべき姿、進むべき方向性を示していること
コンセプトの「幸せの団らんを、社会に」は、未来のあるべき姿が想像でき、進むべき方向性を示していて良いと思います。
3. 戦略・戦術のヒントが見えてくること
「時代の新たな変化に対応する」ことが戦略・戦術のヒントだと思います。
実際、お肉を主力としたテーブルオーダー式の年代によって料金が異なる食べ放題という新業態を生み出し、発展しています。
4. 迷ったときの判断基準・行動基準になること
全ては「お客様にとって価値があるかどうか」であり、分かり易い判断基準、行動基準になっています。
5. インパクトがあり、覚えやすいこと
コンセプトの「幸せの団らんを、社会に」はビジョンがイメージしやすくて、インパクトもある方だと思います。また、短くて、覚えやすくて良いです。
経営理念は、特にインパクトはなく、長くて覚えにくいですね・・・。すみません。
高橋社長のことば
「業態戦略、地域戦略、人材戦略の三つを柱に事業計画を立てますが、人材戦略こそが事業の根幹をなすものと認識し、「人」にこだわってきた」
「気づきメモ。店舗スタッフが気づいたことを何でも書いて提出するメモです。全店舗分合わせると毎月二万三千枚くらいになります。」
「観察力と気づきの力の有無でその人の人生は大きく変わってくる。」
「物事の価値には外から見える価値と見えない価値とがあって、見えない価値を向上させることで見える価値も向上する」
「見えない価値は、品質についてのこだわりであったり、技術であったり、人についての仕組み」
「店舗ミーティングの活性化。参加率80%以上、店長発言率10%以下」
「上場しないのは、われわれが目指していることがないがしろにされかねないから」
強みと10年構想の方向性
強みは、人的資本を重視した逆転の発想力です。
「人」にこだわり、規模ではなく、”価値”を追及し、あえて成長の踊り場を儲けて、急拡大はせずに、資金力ではなく人で勝負する。
そのため、セントラルキッチンはやめてお肉はすべて店内カットにし、非効率を大事にする。上場企業にはできない非効率を生み出し、大事にすることで独自の価値を生み出す。
価値ある企業にこだわる逆転の発想が素晴らしいです。
10年構想の方向性は、①上流(食肉生産方向)への進出により、生産・製造・加工・販売への一貫体制の構築、②ECサイト強化です。