情と理のシンセシス

SYNTHESIS OF HUMANITY & THEORY.

経営理念Case7 株式会社サカタ製作所

【経営理念】

会社はその所属する社会の正当性を信じる。
 発展は社会からの評価の増大であり
 また利潤は、社会からの更なる発展を期待されてのご褒美である。

 

【会社概要】

創業/1951年(昭和26年)

業種/金属製折板屋根構成部品事業、ソーラーパネル取付金具などの製造販売事業

資本金/1,320万円

従業員数/151名(2018年12月)

本社所在地/新潟県長岡市

代表取締役社長/坂田匠(2代目(1995年就任)

URL/https://www.sakata-s.co.jp/

 

経営理念

会社はその所属する社会の正当性を信じる。
 発展は社会からの評価の増大であり
 また利潤は、社会からの更なる発展を期待されてのご褒美である。

 

社是

一、社会性に勝る方針は無し
二、教育に勝る業務は無し
三、サカタは開発、製造、販売を行うサービス企業である
四、会社は公器である

 

ミッション

「社会の発展に貢献し、社会から信頼される企業を目指して」

 

企業文化

「環境変化に対応するための改革力」

 

事業領域

「各種建築金物の設計、開発、製造、販売、施工指導事業」
自然エネルギーを利用した発電及び売電に関する事業」
「建築・土木構造物の基礎用製品の設計、開発、製造、販売、施工指導事業」
「 前各号に付帯関連する一切の事業」
 
「公共産業用(非住宅向け)金属製折板屋根構成部品・ソーラーパネル取付金具・架台の設計、開発、製造、販売、施工指導」が事業の中心

 

戦略・ビジネスモデル

「ニッチトップ戦略」

ランチェスター戦略」

「一つのニッチな部品(非住宅用建築金物部品)で日本一を目指す戦略」

 

分析

☆強み

1)人・組織
 ①代表取締役社長 坂田匠(前職システム開発/IT投資への理解度が高い)
 ②技術力・開発力
 ③特注品対応力
 ④提案営業力・サービス力
  強度などに関する技術計算・実験依頼に対応、技術見解と対策を提示
2)設備・システム
 ①阿賀野新工場
 ②快速見積システムSaQS
 ③Office365
 ④サーバー・デスクトップPC仮想化
3)情報・ノウハウ
 ①金属製折板屋根に関する豊富な知識とノウハウ
 ②創業以来60年に渡る金属製折板屋根の構成部品に特化したメーカーとしての実績

☆機会

再生可能エネルギー市場の増大
SDGs

☆脅威

①人口減少に伴う建築物の減少
太陽光発電以外の再生可能エネルギーの技術革新

☆課題

非住宅用金属折板屋根構成部品以外の新規事業創出

 

成長戦略の方向性

非住宅用金属折板屋根構成部品等の技術力・開発力を活かす新規事業の創出

 

坂田社長のことば

「本当に信用をなくすような社員はうちにはいないと信じていたから、私は『目標を達成するためなら、何をやってもいい」と伝え、逃げ道をなくした」

少子高齢化が進み、就業人口が減るなかでも、みんなの幸福度が上がるような文化的な生活を送りたいですよね。それを実現できたら、将来、同じような状況になった国が日本を見習うようになりますよ。」

働き方改革とは、環境変化に対応するための意識改革です。」

 

ひとこと

理念と経営」と「ホームページ」だけでは、どのような強みと戦略で、金属屋根構成部品の国内販売トップシェアを得ているのか分かりませんでした。

「『サタデー・ナイト・フィーバー』をヒントに週休2日制を導入し、コンサルタントで株式会社ワーク・ライフバランス代表の小室淑恵さんに散々な言われようであったことから「目標達成のためなら、何をやってもいい」といって残業ゼロを達成する坂田社長の実行力がすべてかも知れません。気になる企業です。

 

『理念と経営2020年4月号』より