情と理のシンセシス

SYNTHESIS OF HUMANITY & THEORY.

『キャリアコンサルタント』資格取得を目指した理由

きっかけは、2017年の春になります。

親しくさせて頂いている経営コンサルティング会社の社長さんで、現役のコンサルタントである大先生から、「10年後、20年後、そして30年後、何をしていて、どのように生きていたい?」と聞かれました。 

その幸運は偶然ではないんです!

その幸運は偶然ではないんです!

 

 

これに対して、私が「中堅・中小企業の社内制度や仕組み作りと経営の意思決定支援をしていたい。」と答えたところ、「松阪で経営者向けに講演するから良かったらおいでよ。」と言われ、大先生の講演を松坂まで聞きにいったのが始まりです。

その後、大先生がプロボノ活動として行っている経営者向けの私塾に何度か招かれ、参加されている経営者の方々と親しくなり、そして、大先生と一緒に幾つかの中堅・中小企業の支援をすることになりました。

大先生の専門は人材開発・組織開発で、経営者・経営幹部はもちろん全社員の行動を変容させるコンサルティングを行っていますが、一緒に仕事をしてみてはじめて、大先生の行動変容力の高さに驚かされました。

とにかく良く話を聴きます。それも、世間一般で言われているような傾聴とは少し違って、そばに居続け、こころの声や感情を聴こうとしているように私には感じられました。

質問はあまりしません。質問をするときは、事実を把握するためではなく、そのときの感情や想いを聴くために質問をします。

アドバイスをするタイミングは、私と比較すると、とても遅いと感じるくらいのタイミングです。クライアントがアドバイスが欲しいと思うまで、アドバイスをしません。

 

大先生が行うヒアリングと私が行うヒアリングは、同じコンサルティングを行うためのヒアリングではあるものの、全く違うものだと言っても言い過ぎではないように思います。

私のヒアリングは、的確なアドバイスをするために客観的な事実を理解しようとするものですが*1、大先生のアドバイスは、クライアントのこころや感情を理解しようとするもので、私とは、見ようとしていること、見ていることが全く違うのです。

大先生がクライアントの話を聴くことにより、クライアントにもたらされる行動変容と大先生への信頼感の高まりを目の当たりにした私は、私のコンサルティングには、何かとても重要なものが欠けているのではないかと思うようになりました。

 

そんな思いを抱き続けながらコンサルティングを行っていた2019年の秋ごろ、私はあるキャリアコンサルタント職の方に出会い、キャリアコンサルタントという名前の仕事を知りました。

 

「あれ、この仕事、大先生の仕事に似ている・・・。」

 

私がキャリアコンサルタントという仕事に興味を持ったきっかけです。

調べてみると、国家試験があり、国家試験を受験するためには、カウンセリングの実習を含む養成講習を受講することが必要なことがわかりました。

さらに詳しくキャリアコンサルティングを理解するために、『キャリアコンサルティング 理論と実際 5訂版』を読み始めました。

 

キャリアコンサルティング 理論と実際 5訂版

キャリアコンサルティング 理論と実際 5訂版

  • 作者:木村 周
  • 発売日: 2018/11/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

この本のサブタイトルは、「カウンセリング、ガイダンス、コンサルティングの一体化を目指して」です。

このなかで、「ガイダンス」と「コンサルティング」はなんとなく、その意味するとこを理解している気がするのですが、「カウンセリング」は十分に理解できている気がしませんでした。

そこで、キャリアコンサルティングをおけるカウンセリングを理解するために、『キャリアコンサルタントのためのカウンセリング入門』を読んでみることにしました。 

 

キャリアコンサルタントのためのカウンセリング入門

キャリアコンサルタントのためのカウンセリング入門

  • 作者:杉原 保史
  • 発売日: 2016/03/23
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

この本を読んで分かりました。

『カウンセリング』

これが大先生にあって、私に欠けているものです。 

 

大先生と一緒にコンサルティングを行うことで、カウンセリングについて様々なことを学べますが、それだけではカウンセリングの良さを私自身が活かしきれないと思い、体系的にカウンセリングを学ぶため、キャリアコンサルタント国家試験を受験に向けて、カウンセリングの実習を含む養成講習を受講することを決めました。

 

2020年の1月から第15回試験を受験するための養成講習を受講しています。

*1:これができている、とは言っていません・・・。