情と理のシンセシス

SYNTHESIS OF HUMANITY & THEORY.

理念と経営 2020年1月号

定期購読している『理念と経営 2020年 01 月号』のメモ

経営に役立つアイデアやヒントをご紹介します。


特集 自ら未来を変える
自社の強みで新たな顧客価値を創造していくためには、
 ☆「顧客は誰か」を考えることが顧客価値を創造する出発点。
 ☆どのようにして「御社でないと困る」度合いを高めるか。
 ☆ビジネスモデルで先行し現場力で勝負する。 

 

理念と経営 2020年 01 月号 [雑誌]

理念と経営 2020年 01 月号 [雑誌]

  • 発売日: 2019/12/21
  • メディア: 雑誌
 

 

言葉で表現すると簡単なように聞こえるかもしれませんが、「顧客は誰か?」はかなりの難問です。

「顧客は誰か?」を考えるためには、自社と顧客の深い理解が必要です。また、自社と顧客は、相互に影響を及ぼし合い、関係を構築し、共に変化し成長していきます。
自社と顧客を共に探求し続けることが必要です。
 

 

★新連載★ 道 第一回「あぜ道」

「仕事に対する熱い思いも必要だが、思いに共感が得られなければ空回りに終わる。」

「まわりと一緒に最適な『あぜ道』を探し、歩むことの大切さ。」

 

最近は、熱い思いを持つ人が少なく、その方が問題かと・・・。

 

編集長インタビュー

イマジニア株式会社取締役会長ファウンダーの神藏孝之さん

「テンミニッツTV オピニオン」は面白そう。

 

巻頭対談 自ら未来を変える

渋沢栄一さんに興味はあって、本も読みたいと思っているところですが、読めていない・・・。

「道徳経済合一説」

まずは、『論語と算盤)』からですかね。

 

論語と算盤 (角川ソフィア文庫)

論語と算盤 (角川ソフィア文庫)

  • 作者:渋沢 栄一
  • 発売日: 2008/10/24
  • メディア: 文庫
 

 

現代語訳 論語と算盤 (ちくま新書)

現代語訳 論語と算盤(ちくま新書)

  • 作者:渋沢 栄一
  • 発売日: 2010/02/08
  • メディア: 新書
 

 

日本の風を読む

宗教学者山折哲雄さんの『日本人にとって「こころ」とは何か』というお話。
サピエンス全史が紹介されているけど、私は、世阿弥『風姿花伝』の方が気になります。

 

風姿花伝 (岩波文庫)

風姿花伝(岩波文庫)

  • 作者:世阿弥
  • 発売日: 1958/10/25
  • メディア: 文庫
 

 

風姿花伝・三道 現代語訳付き (角川ソフィア)

風姿花伝・三道 現代語訳付き (角川ソフィア)

  • 作者:世阿弥
  • 発売日: 2009/09/25
  • メディア: 文庫
 

 

★新連載★ 指標に「未来」を見る①

「二〇二〇年の経済はどうなるのだろうか」というお話。
 
2020年は、短期的な持ち直しの年で、2021年以降の不況に備える年とのこと。
2019年が景気後退局面ならば、2020年を不況に備える年とするのでは、遅いのではないかな?と危惧しています。

企業の成功法則 ― 社長力・管理力・現場力 三位一体論

社長力 お客様や働く人たちにビジョンを示す力
管理力 ?
現場力 自分で自分の能力の可能性を開発する力

 

管理力とは何か?がよく分からなかったです。
株式会社タニタの谷田千里社長の言葉を引用している部分、
「今ある仕事は効率化できるが、新しいことを生みだすには必ず時間がかかる。」
には、賛同できますが、
「一律の労働時間削減によってイノベーションが生まれず、日本企業の生産性が下がっていくのでは、と不安を感じている。」には、ちょっと賛同できません。
一律の労働時間削減によって、会社にいる時間が減り、現在の業務の延長線上で仕事に取り組むことが減ります。
この減った時間をどこにどう振り分けるか?この振り分け方が、イノベーションが生まれる確率に影響するのであり、これを工夫するのが、社長力であり、現場力ではないのでしょうか?
オフィスに縛られ、従来の業務の延長線上に縛られるような(労働)時間の使い方では、イノベーションが起こる確率は極めて低いと思います。

マーケティング

4Pではなく、5P

プロダクト、プライス、プレイス、プロモーション、そして、パーソン/パートナー

★新連載★ 現場で磨くリーダーシップ

今日からあなたがリーダーです!

リーダーシップを「より良い方向に導くための影響力」と捉える、近年のオーソドックスなリーダーシップ論からスタートしています。
どのように連載が続いていくのか興味があります。

 

小特集 創造性の強化書

「本当にかわいそうな人っていうのはね、才能がまったくないのに一生懸命努力している人のことを言うんだ」
「やれるかやれないかじゃない。やりたいかやりたくないかだ。」
「重要なことは才能ではなく、経験だ」
「経験は財産」
「経験を増やすのが難しい場合は、自分の好きを掘り下げる」

 

「ヒントは不便を見つけることにある」「今あるものをすべて不便であると思い込む」
「閃きの源泉は好奇心」
「見るもの、触れるもの、あらゆるものに心を運ぶと、そのものの本来の姿が立ち現れて、どうすればお客様に喜んでいただけるのかが見えてくるものです。」
「着想、平面、立体、改良」
『心豊かな創造性を磨き、無から有を生み出し進展させる』という経営理念
「無」とは、アイデアや考えなどの心の部分
「有」とは、心が形に置き換わった状態
「嫌なことがあってもはねつけるのではなく、S(素直)、U(受け入れて)、J(実行し)、どんな環境にも応じられる自分を養うことです。」

 

「創造性のヒントは、ないものに気づく力」だとすると、ないものに気づく力を訓練することで、創造性を身につけることができそうです。

 

私が『論語と算盤』を読む理由

「10年後の正解がいまと同じであるはずがない」

だから、自分の方法に固執せず、たとえ、一・二度うまくいっても、もっといいやり方があるはずだと、立ち止まって努力し続けられるのですね。

 

ラグビーW杯2019 ”ONE TEAM“ が起こした奇跡

2019年ラグビーワールドカップ日本大会の日本代表は、ビジネスにおける組織づくりの参考になります。

2015年大会以上の価値を生み出すためダイバーシティ(多様性)の高い組織に対して、どのようにチームビルディングをしていくのか。

ビジョンと価値観の共有。明確な目標設定。目標達成とビジョン実現のための戦略構築。「品位」「情熱」「結束」「規律」「尊重」というラグビーのコアバリューを体現する組織文化の醸成とブランドの確立。

 

こうして、ファン(お客様)がこころを動かされ、「あの感動をもう一度」と思い、リピーターとなっていく。

まさに、顧客創造ですね。

 

決断の瞬間 崎陽軒取締役社長 野並直文

シウマイ弁当に関して、当日の雨天キャンセルがOKなんです。朝、雨が降ったから運動会は中止。その時、幹事さんが当社に連絡してくれれば、キャンセル料を払わなくてもキャンセルできます。」

「『当日キャンセルできます』と営業トークをして、注文をとってくる。」

 

シウマイ弁当は売れる母数が大きいので、キャンセルされたシウマイ弁当を他の店に回せば売れる」

「『雨が降って、運動会が中止になっても、すでにシウマイ弁当を食べる気になっているから絶対にキャンセルはしない』というお客様もいる。

 

素晴らしい読み、販売戦略です。

女性の社会進出という時代背景(外部環境)を踏まえて、顧客ニーズにあったシウマイ弁当を、運動会のお弁当という家族が会食する機会に、他社に真似できないキャンセルポリシーを持って営業し、シウマイ弁当の認知度を一気に高める。

こうして創業した当初は特色のなかったお弁当屋さんが、横浜名物へと成長してくのですね。