意思決定と実行

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「SORA-MON(そらもん)」の由来

2016年の冬から2017年の春にかけて、社名を決める会議を何度か行いました。
様々な横文字の社名が候補になり*1
横文字のかっこいい名前はないか?と、あれこれと議論をしたことは覚えています。

けれども、どれひとつとして、これだ!といったものがなく、ただただ時間だけが過ぎていきました。

 

そんなある日のこと、突然、社名が決まりました。それは、出張帰りの新幹線でのことでした。

私たちは、気がついたんです。
私たちの会社は、横文字のかっこいい名前では、ダメなんじゃないか?
むしろ、日本的な社名にこだわるべきではないかと。。。

SORA-MONの創業の地は、大阪の天満橋の近くにあります。

この天満橋は、大阪城から学問の神様である菅原道真公を祭る大阪天満宮へ向かう道にかかる橋です。
学問は先人の知識と経験、そして智慧の集積です。
経営資源の少ない中小企業でも比較的容易に取得できる多くの知識と経験、そして智慧が学問にはあります。
私たちは、健全な働く場を整えるため日々工夫を凝らしている中小企業の経営者の方々が、容易に智慧にアクセスできるよう学問への橋をかけ、取得した智慧の実践を支援することにより、中小企業の収益性向上に貢献することをミッションの一つとしています。
智慧の実践ともいうべき慈悲と智慧から、慈智慧門という名が閃きました。
 
『天満橋慈智慧門』
 
2017年3月から、私たちは、天満橋慈智慧門の屋号のもと、コンサルティングビジネスをはじめました。
100年、200年は、もちろんのこと、1000年後も続く和風な社名の会社が私たちの創業した事業と共に、『〇代目 天満橋慈智慧門』に引き継がれてい行くことを願っています。

ところが、正直に言って、漢字は難しいし、画数も多い。宛名や領収書を書いてもらうための説明に苦労しました。。。
そのため、法人化にあたって、社名を屋号のとおり天満橋慈智慧門株式会社にすべきか?何度も真剣な議論を行いました。
結論としては、皆さんに覚えてもらいやすい、宛名や領収書が書きやすい名前にすることを優先し、天満橋慈智慧門の最初の「天(そら)」と最後の「門(もん)」をとり、間を「‐」と省略した社名である、SORA-MON株式会社としました。
 

顔をあげると皆さんの目の前に広がっている青い「天(そら)」。私たちは、「天(そら)」への「門(もん)」を皆さんと一緒に開け、皆さんが自由に、伸び伸びと想いのままに生きていくことのお手伝いをする。

 

これが、私たちSORA-MONの社名の由来です。 

*1:今となっては、どれ一つとして覚えていません。